釣行時のご飯について

私は小松丸に釣行する際、朝3時55分に起きる。
出船時間は6時。

現地到着は出船時間1時間前の5時過ぎと決めている。

そして、私はできる限り弁当を作って釣行に臨もうと努力している。
コスト面で自作弁当は工夫次第で安く作れるし、なによりコンビニ弁当などと比べたら格段に美味しいからだ。

3時55分起床、目覚ましの美味しいイングリッシュブレックファストティーを嗜む。
まあ、朝食は船でとるのだが。

米は予約炊飯しているので、前日に調理した常備菜などを米とともに弁当箱に詰め込むだけ。
4時半過ぎに自宅を出発。このルーティーンだ。

せっかく作る弁当だが、私の大好きなメバル様釣りやノマセ釣り、そして神経をすり減らすウマヅラハギ釣りの際、食べるタイミングに困るのだ。

腹が減ったらたべればよかろう・・だが、そうも行かぬ。
これらの釣りものはピンポイントでポイントを攻めていく釣りであるがゆえ、一流しの時間が短いのだ。
そして、流し替えの移動の時間も数分単位。
つまり食べる時間がない。

むろん、ポイントを変更し、次ポイントに向かう際には食事を取る時間を確保することができるが、メバル様釣りやウマヅラハギさん釣りの場合、その時点でBOUZが進行中であればとてもではないが食事を取る気にならないのだ。

やはり弁当というものは落ち着いた気分で食べたい。

「腹は減る、それでも食べれない」・・この状況を打開するために私は色々策を講じた。
移動中でも釣りをしている最中でも手軽に食べれるもの。

おにぎりを作る・・これは長年のテーマであるが、私はおにぎりを握るのが下手くそなのだ。
なにより炊き立てのご飯を直に手に取るのは熱すぎる。私はおにぎりは握れない人なのだ。

サンドウィッチ?
これはめんどくさそうだ。
最近、小松丸の常連、GOT名人がよく鯖サンドを作ってきてはるが、手が混んでいる。
出発までの35分間で調理するのはまあ無理。
それに僕は朝食は米派。できればパンよりは米を食べたい。

何かないものかと思案していたら、思い出した。
今から5年ほど前のことか、家内がよくおにぎらずを作っていた。

おにぎらずとは・・今ではかなりポピュラーであるが、にぎらないおにぎり。
20センチ角くらいの全型焼き海苔にご飯をのせ、具を乗せ、海苔の四方を折り四角に形成する握らないおにぎり。
海苔を追った後はラップで包み、ノリとご飯を馴染ませる。

これだ!!とわたくしは思った。
具材は自分の好きなものであればなんでも良い。

試しに作ってみたところ、抜群に美味しい。

米さえ炊いておけば、自宅を出る前に常備菜を具としてすぐに調理できるしね。

昨日12月21日のウマヅラハギ釣行の際は、具をスパム&卵焼き、おかかマヨネーズ&スライスチーズで3個ばかし作った。
既報の通り、昨日のウマヅラハギ釣りはなかなかに厳しく、11時半までBOUZであった。
さすがにお腹が減るので、9時過ぎに自作のおにぎらずを食す。美味しいことなんのって。

これは・・・今後、おにぎらずが私の釣行時の定番弁当になることを予感させた。

そして、本日は釣りがないので、朝食にツナマヨおにぎらずを調理し食した。
やはり美味しい。

コスト面のシミュレーション。
我らの味方、業務スーパーで食材を購入すれば・・
例えばツナマヨおにぎらずの場合の一個当たり単価。
あくまでも概算です。

海苔一枚・・・40円
スライスチーズ一枚・・・20円
ツナ缶・・・20円(おにぎらず一個あたりに使用する量)
マヨネーズ・・5円(おにぎらず一個あたりに使用する量)
サニーレタス・・・多分10円くらい(おにぎらず一個に使う量ね)
米・・・・うちは兼業農家のお知り合いから年間60キロくらいお裾分けしてもらえるので実質タダ。

合計・・・95円なりか・・
これは安い、革命的だ。
しかもコメの量はボリュームあるし、海苔がお腹を膨らませる。

4個作っても400円しない。というか、3個で限界。

もうわかった。おにぎらず一択だよ!!!!

以上。