ついにやってきた!
世界一難しい釣り、ウマヅラハギ釣り@明石海峡
この釣りは本当に難しい。
活性が高ければともかく、低活性の場合は本当に往生する。
ホバリングしながら餌を一瞬で掠め取っていくウマヅラハギ。
微かなアタリ、特に奴らが餌をくわえ、吸い込んだ際のモタレアタリを取ることができなければ、気付かぬうちに餌だけ取られてしまい、貧果に喘ぐこととなる。
微細なあたりを取っていくためには穂先の感度が良いメタルトップなどを使用した竿がのぞましい。
また、魚探の写りを船長が教えてくれるが、写りの範囲(棚)が5メーターから10メーター程度と広範囲に渡ることから、棚に仕掛けを通すため、6本から8本程度のハゲ針を使用した長めの胴付仕掛けを使用するため、最短でも2.2メーター以上3メーターくらいまでの胴がしっかりしており、かつ穂先がしなやかで感度がいい竿を用意するが吉。
宙層を攻める釣りとなるためリールは小型両軸カウンター付きが必須。
今季の私のタックルは・・・
すでに廃盤になっているダイワ・極鋭MC-GAME 240TR。
この竿本当にいいです。
穂先先径0.5ミリ、極細スーパーメタルトップ搭載。
負荷がかかるとしなやかに曲がる柔軟性。これでビッグウマヅラがヒットしても安心。
胴もしっかりしているから、合わせがバッチリきまる。
再販して欲しいわ。
何より感度が素晴らしい。
ウマヅラハギのモタレアタリはもちろんのこと、一瞬浮くようなアタリもバッチリ捉えることができる。
ウマヅラさんが餌を食い始めた時の「カリっ」としたあたりもね。
餌は船が支給する海エビ。この海エビを5ミリ角くらいに切って使用します。
リールはダイワのティエラIC、軽量カウンター付きリール。
このタックルで今季は戦う。
6時出船。
盟友I名人と右舷側で隣り合わせ。
左舷側にはGOT名人とF名人が陣取る。
この日のコースは・・・EZ→APPLE→NJ南→EZ
出航してすぐにEZに到着するが、まだ夜が開けきっておらず写りもない。
カワハギやウマヅラハギって暗いうちはまあ釣れない。寝てるんか?
魚探に写り始めてもアタリもない。ってことで船長APPLEポイントに移動。
魚探に写り始めるが・・・釣れんのうと思っていた・・7時45分!
穂先にわずかなモタれを感じ一撃必殺的に電撃合わせ!
ずっしりとした重みを感じるとともに、暴力的な引きが始まる。
まごうことなきウマヅラハギさんである。
ファーストヒットということもあり、慎重にやり取りしながらウマヅラさんゲット!
33センチくらい、いいサイズである。このサイズになるとかなり良い引きをします。
釣り方としては船長のアナウンスによる棚に合わせて、ゆっくり誘いながら竿を上下し、あたりを待つ釣り方。
そして、少しづつリールを巻きながらアタリを取っていく釣り方。
この2種類があります。
私は棚を合わせて決め打ちする釣り方を多用しますね。
少しづつ巻いていく釣り方はアタリがで初めてからも巻き続け、アタリを大きく増幅させていくのですが、どうも私の性に合わない。
わたくし個人的には、微細な当たりが出た瞬間に電撃合わせした方が釣れる気がする。
ただ、この日は棚を決め打ちしていても、あまりアタリが出ないような気がしたので、状況に応じて超スローで巻き上げながら、止める・・止めた瞬間にアタリが出るので電撃合わせする・・という釣り方も併用しました。
1匹目が釣れて一安心、その後もしばらくの間、アタリが出る局面が・・・そうですなあ、40分くらいか・・・続いたので、もう1匹追加。
バラしが2回。
その後は魚探に写りはあるもののアタリはなく(でも餌とられたりしてるんだけど)NJ南ポイントへ移動。
しかし・・・魚探に写りはあるものの食い気なく。ノーヒット。
最後に朝イチトライしたEZポイントに移動。
小一時間ほど写りもなくどうしたもんかいなと思っていたら・・・
竿先にモニョンとしたモタレあたりを感じて電撃合わせ!
すると、暴力的なウマヅラさんの引き!
これで3匹目。
その直後から魚探に写りだし、2匹追加。
その後は写っているが釣れず・・で結局5匹で終了。
トップは6匹、惜しい!後1匹・・・