4月5日~4月7日までの小潮回り(旧暦8日、9日、10日潮)が始まるまで、小松丸メバル3匹長寸大会において、15位というトップ10圏外(トップ10までは入賞で表彰される)に甘んじていわたくし。
個人的には小潮回りのメバル釣りは、ポイントが深場主体になり、大潮周りに比べると一般論的に釣果数もすくなくなり、苦手意識を抱いているわたくしだが、4月も中盤、シーズンアウトまで一か月のこの時期、トップ10に返り咲くためには小潮回りを攻略せねば活路が見いだせない・・・ということで、4月5日~7日まで怒涛の3連チャン(ほんま言うたら3連チャンはしんどい、できればやりたくない)を敢行。
最終日の4月7日にタックルをがまかつのガマ船メバルスペシャル3.9mで挑んだことによって、難所GBを攻略、30.6センチ、30.4センチの尺メバル2匹、そして、尺には足らずともビッグメバルといってよい29.8センチを釣り上げ、合計長寸90.8センチ、一気に15位からトップ10の3位に浮上、2日後にGOT名人に抜き返されるも、4月14日時点で4位を死守している状況。
GOT名人の勝負強さには感服であります。
さて、今回の釣行、4月12日、旧暦15日潮、大潮周り。
浅場のポイントが主体となり、繊細なテクニックが必要とされることから、自分的には大好きで、得意であるという自負もある。
旧暦15日潮のポイント回り的には尺メバル様と出会えるポイントは、小潮回りより少ないが、15日潮であれば、NJポイントとか、HGポイントといったポイントで大いに期待できる。
今回もがまかつのがま船メバルスペシャル3.9メーターで尺メバル様を獲ってやろうと、意気揚々と午前5時15分、小松乗合船の待合所に到着したのであった。
待合所にはすでに常連名手たちが集結。
GOT名人、F名人、盟友I名人、ちょっと遅れての到着でN名人としばし談笑。
例年、4月に入るとメイン餌であるシラサエビの品薄状態について、どこの店で在庫があるだのなんだのといった話題が中心となった。
活き餌であるシラサエビが品薄になるのは本当に困ったものだ。
弾がなければ戦いに挑めない。
この季節に品薄になることを見越して、小松丸の常連名手たちは手を尽くして、シラサエビの確保に奔走し、そして入手したシラサエビを家で飼育しているのだ。
そんなことをしているメバル釣りの常連が集結している乗合船は、神戸から明石まで、小松乗合船くらいしかなかろう。
もちろん、小松丸もできうる限り、お客さんのためにシラサエビの確保に努めておられます。
ありがたいことだ。
閑話休題・・・・
釣りの話しです。
旧暦15日潮、当日のコースは・・・
潮待ちEZ→SB→HG→RIVER→SBであった。
潮待ちEZはサビキ優位なので、迷わず小松丸スペシャルサビキを装填。
小気味よいアタリ、でもガシラ・・・まあ、ご愛敬。
その後、まごうことなきメバル様のアタリ、巻き上げ途中に針はずれ・・・
ダメやなあ・・・一発目のメバル様のヒットをばらす傾向はここの所いまだ継続中だ。
ほんとにがっかりするんだなあ・・・・厳しい釣況が見えてるだけに。
結局、EZではメバル様ゲットできず、NJに移動するかと思いきや、船はSB方面に移動。
SB…..今年あんまり良くない。というか、SBで釣れたためしたほとんどない。
EZでチャンスを逸した状態で、SBか・・・ちょっと焦るな。
SBはとんでもない駆け上がりの崖とか、小さな磯がポコポコ点在するポイントやら、深場やら、いろんなポイントが点在しているが、この日攻めたのは崖中心。
潮が速いこともあり、根掛りのオンパレード。
また、潮が速く、かつ崖の場合、一気に駆け上がるため、根掛かりはもちろんのこと、根係りを避けるために、少しでもおももりが海底に接触したら、仕掛けを巻き上げ、根掛りを避けようとして常にリールは巻き上げ体制になるため、仕掛けが安定した状態で海中を漂わない。
このような状態だと、仕掛けの目の前にたまたま喰い気のあるメバル様が思わず喰ってくれるという状況でないと、釣れないだろうなあ・・・しかも、仕掛けが安定しないがゆえに、ハリスが幹糸に絡みがちで、なおのこと喰いが悪くなるだろう。なかなかに厳しい状況である。
結局、 根掛かりオンパレード、仕掛けとオモリをどんどん失う、最も嫌なパターンに終始し、終始ペースを乱しながら、SBでもノーヒットに終わる。
GOT名人がヒットしたと思うが・・・SBで。
一抜けさんやね。僕含め、他の人たちノーヒット。
あまりよろしくない状況だ。
どうやら、他のメバル狙いの乗合船も苦戦している模様。
「(魚探に)写っているのに喰わない」状況らしい。
4月に入ると、この状況、散見される。
水温も高まり、活性も高くなってるのでは? そして魚探にもいい感じに移っているのに・・・全く反応してくれない、そういうわけのわからん状況が散見されますね。
こればっかは、自然の摂理というのか、人間の・・人智のおよばない領域ですね。
わけわからんですわ。
HGに移動。
HGは私にとって比較的得意なポイント。
ここで釣らなければ、もう終わりだ。
写りもあるのだが・・釣れない。
やばいなあ・・・・
と思ってたら、船長のアナウンス「上げてください」の瞬間にヒット!!!!!!!!!!!!!!
ちょっと狼狽したのか、慎重に過ぎたのか・・根にかかる・・・・
最悪じゃのう、何とか根から出てきてくれ・・・と仕掛けを海底から引っこ抜くと、オモリは外いれたが、メバル様は仕掛けに付いていた!!!
かろうじてメバル様をゲット!!!!

まあまあ大きいなと思ったが、釣行後の待合室で計測したら29.4センチやった。
小松丸メバル3匹長寸大会、わたくしはすでに3匹長寸で、30.6センチ、30.4センチ、29.8センチを記録している私としては、合計長寸の更新対象ではないが、合計長寸が同寸の場合、勝敗は4匹目の寸法で決するルールがあるため、4匹目として29.0センチから29.4センチとして更新はできた。
GOT名人もHGポイントでさらに1匹追加。
そして僕も1匹追加。
その後は・・・RIVERポイント、再度SBポイント転戦するも、反応全くなしで納竿。
結果、2匹・・・・・かなり厳しい、GOT名人も2匹。
一応、2匹で竿頭らしい・・・きっつい状況や。
こんなことはシビアな明石海峡メバル様釣りではよくあること。
でも、次回の釣行は好転してほしいものである・・・
神経すり減らすからなあ。
当日の様子はF名人のyoutubeチャンネル「ふなちゃんねる」でご覧になることができます。