2024年の釣り納め、そして2025年度メバル様釣りシーズンの開幕初日、いろいろ思うところあり小松丸に乗船。
明石海峡メバル様釣りにおいては、シーズン初盤は比較的イージーに釣れる傾向にある。
ポイントがあまり叩かれていなく、メバル様があまりすれていないからだと思う。
ってことで、シーズン初日ということもあり、まあ釣れるだろうと期待したのだが・・・・
5時に小松乗合船待合所に到着。
すでに常連のGOT名人をはじめ、F名人、盟友I名人、播州のサビキ達人、H名人が到着されており、これから5月初旬まで4か月強の間繰り広げられるメバル様との闘いに思いをはせる。
ほどなく、小松丸のレジェンド、メバル様釣りの大家であらせられるU名人が到着された。
待ちに待ったメバル様釣りのシーズンインであるからか、この日は満船18名。
右舷側に盟友I名人、播州のサビキ達人H名人、U君、そして左舷側にGOT名人、U名人、F名人、わたくしが陣取る。
6時20分ごろ出船。
本日は旧暦15日潮、ポイント巡りは潮待ちポイントのEZから播磨コース。
タックルは竿はシマノリアランサーメバルS360、リールはダイワティエラICを使用。
6時30分ごろEZ到着。
潮待ちポイントとはいえ、シーズン初盤のEZのポテンシャルは高いはず。
EZはエサ釣りよりサビキ釣りの方が実績が高い。
サビキ仕掛けを投入。水深は30メーター。駆け上がりのポイント。
魚探の写りはあるようだが、喰わぬ。
左舷ミヨシに陣取っていたAさんがヒットするが・・・ほかの人にはあたらない。
ほどなく潮が止まり、反対の潮が流れ始めると、今度はかけ下がりのポイントになる。
やはり魚探に写りはあるようだが、喰わない。
旧暦15日潮では潮待ちEZポイントの時間は短い、一時間ほどで明石沖西部TGポイントへと移動する。
今回の播磨コース、水深は深くても20メーター、浅ければ10メーター以下。
いろいろなポイントが点在するが、本日のコースは根が荒いポイントが多かった。
根が荒いポイントが多いため、潮が速いうちは根掛りしやすく、注意しなければならない。
次のポイントだったか・・F名人が仕掛け回収と同時にヒット、うらやましすぎる。
そして、私とは言えば、9時過ぎ「山と山の間の谷間のポイント」を攻略しようとしていた。
「山と山の間の谷間のポイント」とは駆け上がった後いったん、かけ下がり再度かけあがる、いわば山が二つあり、その間のくぼんだポイントをいう。
この谷間に写りが出ることがあるが、往々にして谷間に写りがある際は、底気味に写るケースが多い。
海底のアップダウンが激しいが、底気味をトレースせざるを得ない。
根掛りに気を付けつつ、測量士のように底をトレースしていると、キュルルルルンと竿先が海面に突っ込む。
まごうことなきメバル様のヒットであるが・・・竿を引き起こした瞬間、テンションが軽くなる。
見れば、幹糸が飛んでいた。なんでやねん。
よろしくないな・・・ファーストヒットをモノにできなければ、その日の釣課はシビアになるジンクスが頭の中を駆けめぐる。
果たして・・その通りなのであった。
GOT名人、U名人も10時過ぎにはメバル様をゲット、そして播州のサビキ達人H名人も、盟友I名人もゲット。
僕だけ取り残されてしまった。
そして・・・最後のポイントHGに到着した11時50分過ぎ現在で、いまだにメバル様BOUZが現在完了進行形中。
やばいのである・・やばいやばいやばい。焦る・・焦りの思いがわたくしの身を焦がしてしまいそうである。
残り時間は1時間を切っている。
それでも、最後まであきらめず、丁寧な餌付けとエサの交換を心掛け、最後の気力を振り絞るのであった。
悪いことに、風が吹き始め、潮もなんだかおかしな感じで、道糸がまっすぐ立たない。
もうダメかもなんて思ってしまう。
HGポイントは小さな磯がポコポコと点在するポイント。
いつヒットするか予測不能、いきなりヒットすることが多いのだ。
しかしこの状況では・・・もうだめなのか。
船長も船をコントロールしようとしてスラスターが作動させ、船の動きがゴエゴエーって感じ。
船長がうまくコントロールしてくれた、12時20分、仕掛けがまっすぐ立った!!!
その時である!!!!!!!!!!!!
ビョロロローーンというあたりとともに、竿先が海面に突っ込む!!!!
これまた、まごうことなきメバル様のアタリ!!!!!!
ついに来た、それはそれは慎重に巻き上げ開始し、念のため自分ではなく、船長妹のまどかちゃんにタモ入れしてもらい、ついにメバル様ゲット!!!
12時20分・・・・終了20分前のことであった。
ギリギリだ。
思わず「よっしゃあ!!!!!」と雄たけび。
最後まで基本に忠実に、そしてあきらめないことが肝要とあらためて感じた次第。
釣課こそ1匹だったが、来年につながる釣りになった。
12時20分にヒット、貴重な1匹
名人衆の釣課、1~3匹くらいで、なかなかに厳しい状況であったが、メバル様釣りが厳しい時なんてこんなもの。
今後の釣況の好転を期待したい。
最後に・・今年も関係者の皆様、お世話になりました。
来年も楽しい釣りができますよう、よろしくお願いいたします!!!