2024年9月1日(旧暦7月29日)ノマセ釣り 小松乗合船

6〜8月にかけて2ヶ月間の仙正丸さんキスマッチ大会が終了し、決勝戦は惜しくも2位。
2週間ほど釣りはお休みして、9月からいよいよホーム船の小松丸に復帰。

小松丸復帰第1戦は私の好きな釣りである、青物ノマセ釣り。

ノマセ釣りは何が楽しいか。
まずもって、餌となる活きアジを釣り人自身が釣りまくること。

小松丸では6時出船し、近場のアジ釣りポイントでサビキ仕掛けを使って餌となる活きアジを釣ってから、本命の青物ポイントに移動し、活きている小アジを餌として胴付1本針で青物であるブリを狙います。
ブリは出世魚。

関西では出世魚であるブリは成長の過程において名前が変わります。

ブリ・・・80センチ以上
メジロ・・・60センチ以上
ハマチ・・・40センチ以上
ツバス・・・40センチ未満

ブリ様は・・あまり釣れません。回遊しているとは思いますが、何より80センチ以上の青物のパワーは凄まじく、ヒットしてもハリスが10号以上でないと、ハリス切れが多発し、ゲットできないのです。

小松丸をはじめとして、神戸・明石の乗合船では秋のシーズンにノマセ釣りに出船する船は多いのですが、乗合船であるがゆえ、乗船者も多く、ブリ様がヒットしたとて、早く回収しないことにはお祭りが多発し、結果バラしてしまいゲットする機会が激減しますわな。

明石乗合船でのノマセ釣りでは、とにかく青物がヒットしたらチンタラチンタラしないで、一気に巻き上げ、お祭りをしないように周囲に注意しながら回収することっす。

なので・・・まずブリはゲットできない。

わたくし、ブリを絶対に釣りたいという願望はなく、豪快な引きを楽しみたい・・それにはハマチクラスさんが最適。
ゴリ巻きで比較的、周りの皆様に「祭り」というご迷惑をおかけすることなくゲットすることができるし、何より明石海峡のハマチさん、美味しいから。

メジロさんになると、非力な私はややもするとゴリまきしていても、非力であるがゆえ、そして根っからの細ハリスで挑もうとする私の趣向から、ヒットしてもバラすことが多く、できればメジロさんよりハマチさんがヒットしてくれることを願います。
ツバスさんは・・・それはもうゴリゴリ巻いたらすぐに回収できるので一番楽ですが、ハマチさんの方が豪快な引きを味わえるので・・・・ハマチ≧ツバス、が私の楽しい釣りを提供してくれるかな。

そんなこんなでのぞんだ、小松丸復帰第1戦のノマセ釣りだったのだが・・・

結論から言っときますわ。
まさかの・・・・BOUZ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

旧暦14日潮、青物さんが釣れる潮の時間帯が極めて短い。
青物さんの潮は速くないと釣れないのです。

船長妹のまどかちゃんによれば、2ノット〜4ノットが最適潮。
4ノット以上になると、潮が速すぎて仕掛けがどんどん流れていくため、釣りにならない。

この日は朝イチの潮が勝負。大橋の東側のポイント。
2流し目にはヒットするも、水面でばらしてしまう・・先行き不安。
3流し目もヒットするが、ハリス切れ。最悪。

潮がどんどん速くなり、釣り辛くなるが・・たまにヒットするが、ばらしてばかり。

最後、大橋の西側に移動。ヒットするが、バラシ。

5回ヒットして全てばらし。

辛いのであった・・・・・