いよいよ、キスマッチ大会予選も最終回。
8月17日の決勝戦に向けての最終調整。
決勝戦が行われる8月14日は旧暦14日潮、大潮周り。
潮が速いことが予想される、そして2枚潮もね。
今年は小潮周りも潮が速く、かつ2枚潮多し。
小潮周り、大潮周りに共通して、2枚潮のときは上潮は動いているが、底潮が案外動いていないことが散見され、このケースの対処策に頭を悩ませていた。
一見、潮が速く見えるが、底潮が緩いと仕掛けがあまり動かず、あたりが出にくいような気がしたのだ。
潮が緩い際の対処法は、誘いをしっかりいれることだが、何しろ2枚潮で送り出す道糸自体は斜めっていくので、誘いもしにくい。
この場合、仕掛けを短くするのが吉だが、刻一刻と潮の状況は変わるため、本格的に潮が早くなった場合の迅速な対応が必要。
この二律背反的な課題に一筋の光明が差した。
以前の予選で、KGさんという方が好釣果を出していた。
仕掛けについて聞いてみたところ、振り分け仕掛けとの由。
振り分け仕掛け自体は、仙正丸のキスマッチ大会でも使用している方が散見され、K名人も今季は振り分け仕掛けを使っているケースが多い。
振り分け仕掛けは、言葉の通り、一本の仕掛けではなく、独立した仕掛けを2つに振り分ける仕掛け。
ってことは・・・・熟考。
潮ゆるい用に短い仕掛け。
潮速い用に長い仕掛け。このハイブリッド振り分け仕掛けを試してみたらいいのではないかと考えた次第。
ハイブリッド振り分け仕掛けを自作し、のぞんだ最終予選。
相変わらず、2枚潮だったが・・あたりが間遠くなる時間帯もなく、結果32匹。
キスマッチ予選通過のトップの方も32匹で同数。
決勝戦前に良い結果が出たんじゃないですか?と思った次第。