速報!2023年11月12日(旧暦9月29日)ウマヅラハギ釣り 小松乗合船

ええ・・・っと。

11月3日、4日、11日の小松丸におけるタチウオ釣りの釣果報告がいまだアップデートされておらず、これらの釣果報告は後日、後回しになりますが、まずは本日のウマヅラハギ釣りの釣果報告をしたく思います。

全国的にみても、ウマヅラハギ釣りを専門とする釣り船は少ないです。
また、そうであるからこそ、インターネットを駆使しても船ウマヅラハギ釣りについての情報が少ないわけですね。

明石海峡のウマヅラハギ釣りについて少しでも情報を得たいと思っておられる・・多分小松丸でウマヅラハギ釣りをやってみたい・・方々に情報提供すべくの速報です!

あかんなあ・・・日本語文章作成能力が低下している気がする。
今日の釣りで疲れてしもたからやろか。

本日は4時20分に自宅出発。
5時過ぎに明石林崎漁港の小松乗合船待合所に到着。

キスマッチ大会でお世話になっている須磨の仙正丸さんの超常連さんのGD名人が既に到着。
GD名人、ウマヅラハギシーズンとメバルシーズンには年に数回小松丸に乗船される。
キスマッチ大会以来の同行ということで、お互いどういう釣りになることかと牽制し合うのでした(笑)

待合室にはすでに小松丸の名人たちが勢揃い。
GOT名人、F名人、盟友I名人、タチウオ名人Kくん、そしてKくんの親友MGくん。

本日は予報では10時ごろから西風が強くなることから、朝イチ勝負やのう・・前提のウマヅラハギ釣り談義がなされる。

前回のウマヅラハギ釣り、強風ってこともあったけど、2匹で終わった私。
その後の釣果は好調気味であることから、今日こそは二桁とは言わずとも、6匹くらいは釣りたいなと思った私。

まずもって、本日の竿の選択。
前回はちょっと竿の選択間違えちゃった。
いい竿やったんやけど(感度すごすぎ)、竿のパワー弱く、ビッグウマヅラさんがかかった際、彼らの暴力的引きに耐えきれずバラシ多発。

ってことで、いつも使っているダイワのメタリア64、そして、予備竿としてがまかつのウマヅラハギ専用竿2,7メーターを用意しました。

メタリア64、素晴らしい竿です。
10年以上前の竿なんで、当然、廃盤となっており、入手は困難。
大事に使っていきたいですね。

メタリア64、何が素晴らしいかって、メタルトップであるから手感度が最高であることは当たり前ですが、64調子とうたっている割に、胴がしっかりしていて、グニャグニャ感がない。
穂先だけが64調子って感じなのかなあ・・・

とにかく、今のところ私のウマヅラハギ釣りにおいて、これ以上にない竿です。
長さが2,2メーターっていうのも、ぎりぎりウマヅラハギ釣りにの仕掛け長さ(3メーターくらい)に対応でき、かつビッグウマヅラさんの暴力的な引きにもそれなりに対応できるのです!!!

仕掛けは自作9本針仕掛け。全長3.5メーター。
餌は船支給の海エビ切り身5ミリ角。

6時過ぎに出船。
まずは淡路沖のポイントから開始。

まだ薄暗い。暗いうちは釣れないんですよね〜

とおもてたら、二流し目から魚探写り開始。
船長のアナウンスの棚に合わせていくが、つれない。

このポイントは水深25メーターくらい。
魚探に移るのは20〜13メーター。

小松丸で推奨される、棚を探っていく「リール巻き巻き釣り」で開始するが、当たらん。
そもそも、何度となく言及してるか知らんですが、この「巻き巻き釣り」苦手!
写りの棚に合わせていくという意味では合理的かもしれませんが、経験上、写りの棚の群れの濃い・薄いがあるわけで、あたりがかすりもせんかったら、疑心暗鬼になってしまうのです。僕の場合。
そして、なによりも小さなあたりが取れない。少なくとも私の場合。

巻き巻き釣りの場合、おおむね巻いている途中にコツンコツンというあたりが発生し、それでも撒き続けていると、イラついたウマヅラさんが本気で食いにきて、本あたりに持ち込まれていくという釣法ですが、それ、ぼく無理。
何より私がイライラするんで(笑)
小さなあたりが取れん。巻き巻きしていることで、常に両手が動いているから、小さなあたりが取りにくいはず。

あたり取れるという人もいますが、多分巻き巻きの間には取れてないと思う。
取れてるとしたら、たまたまやと思う。
巻き巻きしてて、ちょっとの間、止めた瞬間に小さなあたりで合わせてるのでは?

だから、できることなら、棚決めうちの一撃必殺釣法で、小さなあたりを取っていく釣りが好み・・なんですね、私の場合。
そして、一撃必殺釣法の方が、私の場合、好釣果が出るんです。
この両者の釣法については、どちらがいいかということは結論を出すことができません。
釣り方の好み、すなわち、自分に向いている釣り方を選択すべきと思います。

でもね、棚決めうち釣りで、ミューンとか、モヨン、ぬりょん、といったもたれあたり、あるいはウマヅラさんが餌を捕食している時に、針が歯に当たったとおもれるときの「ガリっ」「カチッ」のあたりを電撃合わせで、竿先が一気に海面に突っ込む・・この最高の快感は巻き巻き釣りでは味わえない。

ま、好みの問題、釣り方の問題なんで・・・どっちがいいかは言及しません(笑)

で、しばらく流し返していると、盟友I名人の竿があたり出始め、間も無く海面に突っ込む!!!
難なく、1匹目ゲットですよ!羨ましい。

この時点で、釣れてる人はおらず、I名人がファーストヒット!
多分、7時位。

この時点で、僕は猛烈にお腹が空いてきた。
自家製のステーキ弁当を食べたいのだが・・僕の信条というか、気持ちの問題で、1匹目が釣れるまでは飯食べる気にならんのです。
1匹釣って、一安心してから食べたい。

米は新潟産のコシヒカリ、おかずは近くのヤマダストアで購入したちょっとお高めのさつまいも、蓮根の自家製ピクルス、ブロッコリーのマスタード和え、梅干し、たくわん・・で作成された自家製うまいはずの弁当を今すぐ食べたい!!・・のだが、釣れてへんから食べられへん。

早よつらな!!

ってことで、しゃあないから、巻き巻き釣りでしばらく釣っていると、10メーターくらいからコツコツあたりが発生。
イライラするが、巻き速度を一定に巻き続けると、本あたり・・っていうてたら、3メーターくらいまで巻き上げてたんで、合わせ入れず、そのままタモイン!!!

多分8時過ぎやったはず。

ここで「よっしゃあ!!!!!BOUZのがれたああ!!!」
一応、いうとかんとね。

その後、潮が緩くなったりして、別のポイントに転戦。

同じく淡路沖。

1匹釣って、釣りの合間に弁当食べながら、至福の時間。
ここからは棚決め打ち電撃合わせ釣りに移行。

釣っていると、ニュオンという明らかなモタレアタリ発生、すかさず電撃あわせ入れると、ズゴオオーン的、暴力的ヒット開始!!!

正直、「決まったな!」と思いました。
会心の合わせですからね。これこそがウマヅラハギ釣りの醍醐味とおっかなびっくり巻きあげますが、
半分くらい巻いたところで「ぷドゥん」という嫌な感じの針外れのバラシ。

正直落胆ですわ・・・このときの棚は・・船長アナウンスは20〜10メーター。
僕は棚決め打ちで12.5メーター。
「まあ、ええわいや、棚は決め打ちできとる、次の流し見とかんかい!!」
とのぞんだ、次の流し、同じく12.5めーたーで待っていると、またもや、「ぴゅーん」って感じのもたれあたり。
当然、すかさず電撃あわせ!
またもや、合わせ瞬間に海面に竿が突っ込む暴力的ウマヅラさんのヒット開始!!!

慎重に巻き上げていったんですがね・・・
水面近くにウマヅラさんの顔が見えたんですが、タモ入れしようとタモを手にした瞬間、ちょっとした腕の動きで、竿のテンションが緩くなり、会えなくバラシ!!!!!

辛いっすわ。
でも、しゃあない。まどかちゃんすくいにきて欲しかった(笑)

その後、さらに淡路沖を転進。
なんとか、もたれ合わせを合わせていき、3匹追加。

最後は明石沖のポイント。
磯が荒いんで、水深20メーター後半だが、最初から20メーター〜10メーターでのぞむ。
魚探に映る範囲はその棚でしか映らないの今までの経験でほぼ定説。

船長も「底やらんとってくださいね、底は28メータくらいですけど、写ってるのは20〜10メーター、なんやったら8くらいまで写ってますから・・底やったら根がかったりするんでね・・始めから20メーターくらいでやってもらったらいいと思います」
のアナウンスが盛ん!

それ以外の水深で狙っていてもまず釣れぬ。
底を狙っていては根がかりするだけ。
船長の「やってください」アナウンスの後は底に落とさず20メーターくらいから10メーターまで棚を探るが吉。

かなりいい感じに写っているのだが、釣れぬ。
このポイントは経験上、棚の範囲が相当広く、かつ一桁メーター台まで移ることから、巻き巻き釣りが基本ってことがわかってるんで、巻き巻き釣りでのぞむが釣れぬ。

船中ポツポツ釣れる。
盟友I名人もゲットするし、F名人も釣ってはる。

焦るが・・釣れん。ってことで、棚決め打ち電撃合わせ釣法で14メーターで待っていると、「チッツ」というおそらくは、ウマヅラさんの歯が針に当たったあたりが出た!!!
電撃合わせし、一瞬かかったが、針がかりが悪かったか、バラシ。

次の流しで、同じく14メーターで決め打ちしていると、「にゅろん」というもたれあたりが発生!
電撃合わせ!!!
難なく、中型ウマヅラさんゲット。

結果、この日は5匹、渋いのう。
一方、竿頭は巻き巻き釣りに徹した、盟友I名人の7匹!!!!
さすがっす!!

今日は渋かったと思う。

船長曰く、魚探の写りはそれなりにあるが、どうやら、まだまだ群れが薄い感じがするとのこと。
確かに、釣っていても餌が一気に取られている一方で、ぜーんぜん取れられていない局面も多発。

まだまだ、シーズン始まったばっかりのウマヅラハギさん釣り。
これからが楽しみですね!!!!