明石海峡における船ウマヅラハギ釣りのタックルと仕掛けについて

いよいよ29日にはウマヅラハギ釣りが開幕。
約1ヶ月半、大潮回り限定で行われる季節限定のターゲットです。

非常にマニアックな釣りであります。
出船する船も小松丸、鍵庄さんくらいやったんですが、近年は小松丸の僚船である丸松乗合船さんも狙いに出ています。

ここのところ、このブログに流入してくる検索キーワードでウマヅラハギ関連が多いので、あらためてウマヅラハギ釣りのタックルと仕掛けについてご紹介しようと思います。

まずはタックル。
ウマヅラハギ用の専用竿が用意できれば、それに越したことはないのですが、何しろ全国的にもマニアックすぎる釣りですから、作っているメーカーがほとんどない。
かつてはがまかつで「がま船うまづらはぎ」シリーズがラインナップされていましたが、廃盤になった模様。

現時点で入手できるウマヅラハギ専用竿としては、私の知る限りアルファタックルの海人ウマヅラハギ220。

 

ただ、私はこの竿持っていないので、使用感などはお伝えすることはできません。

ということで、専用竿の入手は難しいですね。

大体、広島と明石くらいでしか狙わないターゲットですから、需要量が少なすぎるんでしょう。

しかし、専用竿が用意できなくとも大丈夫。

要はウマヅラハギの微妙なモタレ、小さなあたりを取ることができる竿、すなわち手感度が高く、竿先がある程度柔らかく、かつしっかり合わせを入れることのできる胴がしっかりした竿であればよいのです。

私自身はがまかつのウマヅラハギ専用竿も所有しているのですが、メインで使用している竿は10年ほど前に廃盤になった、ダイワのゲームロッド、メタリア64の2.2メーターです。
メタルトップだから手感度がよろしい。

今、私が新たに購入するとしたらどうするかな・・・
スペックだけを見ての判断ならダイワの極鋭コンセプトゲームMH-235AGSかな。

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極鋭ということで、穂先は感度抜群のスーパーメタルトップ。
自重102グラムでまずます軽い。
長さも2.35メーターなので、ウマヅラハギの長い仕掛けにも対応できる。
73調子であることから、かたすぎず柔らかすぎず、掛け合わせにもうまく対応できそう。

まあ、極鋭なんでお高いですけどね。

ウマヅラハギの仕掛けは長いです。
一般的な仕掛けとして、幹糸4号、ハリス3号くらいの胴つき仕掛け。
ハリスの長さは10〜15センチくらい。針はハゲ針の5〜6号くらい。
ハリスとハリスの間合いは30センチくらいで、6本〜8本針仕掛け。
餌は海エビをカットしたものを使用します。

ってことは、2〜2.7メーターくらいの長さになるので、2メーターを切るような短竿だと仕掛けを扱いにくくなる。
もちろん、短い竿でも釣れますが、できれば最低2メーター以上、3メーター以下くらいの長さの竿がおすすめです。

仕掛けについて・・市販の仕掛けで満足できるものは皆無ですね。
針の数が4本くらいで少なすぎる。
もっとも、小松乗合船では6本針仕掛けを船で販売しているのでご安心を。

まあ、できれば自作しましょう。
簡単に作れるので。

最後にリール。
絶対的にカウンター付きの小型両軸一択です。

ウマヅラハギは磯の上で群れとなって泳いでいます。
船長が魚探でその群れの範囲(いわゆるタナ)を教えてくれるので、そのタナを狙って釣っていかなければなりません。
カウンターがなければ、船長の指示するタナに合わせることができません。

カウンター付き両軸リールを用意しましょう!

今のところ水温が高めなので、29日、果たしてウマヅラハギさん現れてくれるかどうか・・・・
期待しましょう!