2023年8月12日(旧暦6月26日)キス釣り 仙正丸キスマッチ大会決勝

ついに仙正丸さんキスマッチ大会決勝!

今年は6月17日に第1回目予選が始まった。

私自身は7月11日の第4回目予選で辛くも予選通過し、7月26日に開催された予選を除いて合計10回の予選に参加。
予選通過後、決勝に向けてプラクティスするも、どうも本調子にならず、7月末から8月初めにかけては完全にスランプにはまり、決勝前日の11回目予選で、「どうせ潮ぶっ飛ぶんやから誘ったらあかん」結論に達し、本日12日の決勝戦に挑もうとした。

とにかく今年の須磨沖キス釣りは例年に比して厳しい。
厳しいというか活性がどうもよろしくない。
ピークらしいピークは7月下旬で終了した感じ。
例年なら8月盆前くらいまでは釣れ盛るのだが。

とにかく気持ちの良いアタリが出ないのだ。
あのひったくるような、暴力的なアタリとでも言おうか。
今年はほとんどがグズグズした外道のようなアタリが多い。
それに外道としてチャリコ(マダイの幼魚)が多すぎる。
8月に入ってからは外道としてチャリコに加わり、マアジも釣れる。
このマアジ自体は美味しいので、うれしい外道ではあるのだが、キス釣りにおいては仕掛けをぐちゃぐちゃにしたりするので、いかんせん邪魔な存在でしかない。

そんな厳しい須磨沖のキス釣りであるが、いよいよ決勝戦。
優勝を獲りに行くなんてそんな大それたことは考えていない、とにかく決勝進出者として恥ずかしくない釣りをしたい。
そんな思いで、仙正丸の船着き場に向かった。

船着場に着くと、私を含めた各予選の通過者11名、そして予選で2位が続いた船長推薦のKIT名人、合計12名が早くも集結。
予選通過者には今回の大会で初めての参加の方もいらっしゃるが、例年の予選通過者であり、強豪の前年度優勝者OY名人はじめ、巧者のKK名人、淀みない釣りをするGD名人など、いずれも強敵ばかり。
優勝はともかく、3位入賞までを目指して頑張ろう。

14時過ぎ出港。
すぐポイントに到着し、14時20分過ぎから決勝開始!

座席は右舷の前から3番目、お隣の4番目にはこれまで何回も死闘を繰り広げたKK名人。
結果はともかく、KK名人と隣同士で釣りができるのは楽しいし、自分の技量が落ちていないかどうかを確認できるので、これ幸い。
左隣の前から2番目の座席は姫路・家島沖のキス釣りでは第一人者のKIT名人。
名人同士に挟まれてしびれる座席である。

相変わらず活性低め・・だが、ポロポロと釣れる。
やはり潮は速め。
潮が速めになるであろうことを予測し、仕掛けは全長140センチの三本針仕掛け。長めである。

誘いをあまり入れず、ステイの時間を長めにとる・・長けりゃ20秒くらい。
すると忘れた頃にあたりが出る、そしてそれなりに針掛かりする。
やはり今年の須磨沖キス釣りは誘いすぎるとダメな模様。

左隣のKIT名人がダブル含め快調に飛ばしているが・・こちらはそれほど釣れない。
私もあまり釣れないが、KK名人も私と同じペースくらいで釣れてない。

この時点で思った。
「もう、今日の決勝は、KK名人との二人キスマッチでええわ」とね(笑)
勝負を投げてるわけではない、でも、僕はKK名人に勝てたらええねん。
だって、KK名人、やばいくらいにうまいからね。
なんやったら、KKさん、何年かくらい前の大阪湾太刀魚キングバトル大会の4位やし。

ってことで、3時間終了時点で、僕26匹くらい、KK名人21匹くらいで5匹の差。
これは、最後1時間でKK名人に勝てる!!!

4時間終了。キスマッチ決戦終了。

優勝は45匹・・前年度優勝者のOY名人・・・・やばいわ。帝王になってもうたか・・・
2位の人、よく知らない人38匹。
3位の人・・・GD名人。。。31匹。
僕・・・30匹・・・ってことは4位か!!・・・・・てか、あと1匹釣ってGD名人に追いついとかんとな・・・・

とまれ、最後の最後の決勝で、自分の釣りができたと思います。

来年こそは・・・・・ですね。