大会予選も10回目、大詰めです。
決勝は8月12日。
ここにきて幾つかの課題を修正する必要性を感じている。
究極的にいえばぶっとび潮&2枚潮への対応。
須磨のキス釣りは潮がぶっ飛びがち。
潮が走り始めると、仕掛けがどんどん流れていき、仕掛けのコントロールに往生する。
もともと、ぶっとび潮でのキス釣りは得意な方であったが、ぶっとび潮に2枚潮が加わると、とてつもなく難解な釣りとなる。
今年は2枚潮が発生するケースが多いことから、いかに仕掛けをコントロールし、釣果を上げていくかが肝になる。
そこで以下の通り対応することにした。
①仕掛けを120センチ仕様から135センチ仕様に変更
②仕掛けにガン玉を打ち、仕掛けを安定させる
③遊動式天秤を使い、少しでもキスの喰いに違和感を与えないようにする
④気休め程度だが、ハリスを1号から0.8号に変更
以上の対応策をもって8月5日のキスマッチ大会予選10回目、8月6日の岡田釣船さんのキス釣りにのぞんだ。
さて、キスマッチ大会10回目。
この日の仙正丸さん、朝便が今季初のタチウオ釣りで、洲本沖まで遠征とのこと。
キスマッチの開始時刻もいつもより1時間ほど後ろ倒しになり、14時集合。
14時22分に出船し、すぐにポイント到着、14時35分ごろから実釣開始。
いきなり開始直後から潮がぶっ飛んでいる・・・・・
ある意味では検証するために良いチャンスなのだが・・・
仕掛けを投入するとどんどん流されていく、なかなか着底しない。
着底しても、風が強風、しかも2枚潮っぽく、まさに仕掛けが安定しない。
底を叩いていても、仕掛けがふわふわした感触で、誘いがしっかりと効いていない感じがする。
それでもそこそこ活性が高いのか、キスがいいあたりを出して釣れ始める。
遊動天秤の効果もあるのか、比較的素直に本あたりに持ち込める。
遊動天秤はやはり効果的なようだ。
最初の1時間で12匹。まあまあなペース。
しかしそれ以降、喰いが渋くなってくるのであった・・・・
流しはじめはあたりが出るが、その後はポツリポツリとしか拾えない。
おまけにあたり自体がぐずぐずした感じになり、あたっても針がかりしないケースが増えてきた。
砂地の地帯ではあたりが出るが、泥地になると極端にあたりが減る。
そして、マアジの群れが回ってきたのか、船中マアジが連れ始め、マアジ地獄と化すのであった・・・
ちなみに須磨沖で釣れるマアジ、本当に美味しいです。
一部の磯で釣れるマアジはいわゆる黄アジ、須磨では「メクリアジ」と呼ばれていて、瀬付きのマアジで回遊型の真鯵と区別されています。
餌が豊富なポイントに定着しているマアジなので、脂のノリがよく大変美味なマアジです。
回遊型のマアジは黒っぽいが、瀬付きのマアジは黄色っぽい。だからキアジと呼ばれる。
キス釣りのポイントに回ってくるマアジは、キアジ、あるいはキアジと黒っぽいマアジのハイブリッドが多い模様。
とにかく、美味しい外道なんですが・・・キス釣りにはジャマ以外の何者でもない・・・
マアジに邪魔されながらも頑張って釣ります。
でも・・あまりキスはつれない。
ガン玉については、効果全くなし。
潮が速すぎて、意味がありませんでした(笑)
仕掛けを長めの135センチにしたことについては多少の効用があった模様。
もう少し検証しないとだめですがね。
ハリス0.8号はやはり気休めでした。
結果22匹で終了。
船中トップは既に予選通過したOY名人の39匹。
キスマッチ予選通過者は知らない人の29匹。
ダメじゃん俺・・・・・
残り2回のプラクティス、8月6日岡田釣船さんキス釣り、8月11日のキスマッチ最終予選、これの機会で修正できるのか?
頑張るしかない。
マアジ以外のお魚は実家へ運ばれました。