前日に引き続き、仙正丸さんでキスマッチ予選。
本日は今シーズンの課題を「しょぼいあたり増幅」技術を修正すること。
私、今シーズン、しょぼいあたりの増幅がどうもうまくいかないのです。
もともと、しょぼいあたりの増幅は得意なのですが、どうも今年はうまくいかない。
であるからにして、拾い釣りしないといけない時に結果が出せていない。
キスマッチ大会は４時間一本勝負、短時間であるため1匹の重みがある。
ことに接戦になると、「獲れてたはず」の1匹が勝負の行方を左右するのだ。
聞き合わせのタイミングが今シーズンうまくいかない。
慎重になりすぎているのかもしれない。
本日の参加予定メンバーはすでに決勝進出を決めている強豪たちが多数参加。
仙正丸の超常連さんであり、かつキスマッチ大会決勝で優勝経験のありかつ今シーズンも決勝進出を果たしたKK名人、OY名人、そして、今シーズン決勝進出を果たした岡田釣船さんの超常連さんのKZ名人、関西のキス釣り界では大御所のKIT名人（すごい方です、マジで、過去にキスマッチ決勝進出も）、私もキス釣りシーズン中お世話になる姫路・知々丸さんの常連さんであり竿頭もかなりの頻度で獲得するOI名人、仙正丸の常連さんで、キスマッチ大会で過去２回優勝している古豪のS名人、昨年キスマッチ決勝に進出したOC名人・・以上で７名＆私を含めた８名がキスマッチで決勝進出経験済みのメンバーが参集。
その他の存じ上げない方２名含め、合計１０名が本日のキスマッチ予選に挑戦。
これってもうさながらキスマッチ決勝に近いメンバー構成です。
トップ取れるかどうかなんて甘い考えではやられてしまう。
まさに予選とはいえ、真剣勝負で行かねばならぬ。
13時39分須磨浦港出港。
今日も暑い・・・暑いの極み
13時55分ごろ実釣開始。
開始直後から潮が速い速い・・・・
須磨のキス釣りの典型的海況。
どちらかといえば得意な状況、潮が速いことから、いつもの40センチ３本バリ全長120センチ仕掛けでのぞむ。
潮が速いし、誘ってもあまり意味がないので、ゆっくりめに気持ち程度の誘いを入れ、底気味にステイするものの・・・どんどんどんどん仕掛けが流され、ステイどころではない状況だが・・送り込めるところまで仕掛けを送り込みあたりを待つと、グズグズした外道と勘違いさせるキスのアタリ。
今までに何度となくKK名人と検証しているが、潮が速い時でグズグズしたあたりが出るのは決して活性が低いとかだけではなく、おそらく、潮が速すぎてキスさんたちが餌を食う間がないのだろうと思う。
嫌いなパターンではないので、集中して釣る。
しかーし、潮はどんどん速くなり、仕掛けをコントロールするのが精一杯な状況。
あたりが出る・・・送り込む・・・しばし待つ・・・完全にかかったと思い、ゆっくり巻き上げ始める・・・
私にとって、定番中の定番の釣り方、そこそこ釣れるが、バラシも多い。
バラシ・・なぜバラすのか・・・・
これが今シーズンのテーマなのです。
潮が速いからあたりが出たら送り込む、それでバラすというか、明らかにかかっているだろう的アタリがかかっていない。
これに悩まされているのです。
ひょっとしたら、あたりはしょぼいけど、キスたち、活性が高いのか？
だから、潮が速いからといって、送り込んだら仕掛けがダルダルになって、追って来なくなる？
仮説が一瞬で閃いた、
キスたちの活性が高いとすれば、潮が速い状況で仕掛けをダルダルにせず、かつすこし浮かし気味にするというかなり難易度の高い仕掛けのコントロールが求められる。
しゃあない・・・・仮説検証の元に一応作っておい、全長150センチの仕掛けで勝負や！！！
仕掛けをチェンジすると、どんどん掛かる・・・やはり活性自体は高いのだ・・・とわかったのだが、3セットしか作ってなかったんで、お祭りとかもあって、あっという間に仕掛け消費（笑）
答えは出た！！と思う。
しょうがないので、120センチ仕掛けで、できるだけ仕掛けを浮かせ気味・・・そこから18センチくらいの感じか、潮が轟々流れる中でコントロール。
あたりは出るが、やはりキスさんたちが食いきれないのだろう、バラシ多し、でも拾っていかないといけない。
途中、全くアタリが出ない局面ありながらも、残り１時間時点で25匹。
残り30分、ちょっと潮が緩んだか・・の状況でマアジが邪魔するが、当たりはいいあたりが出始め・・・
18時ストップフィッシング。
トップはKK名人40匹。さすがやなあ・・・
キスマッチトップは知らない方の３４。
OY名人３１、僕３０。
OY名人に一匹差やったんで、検証・修正もできたしよしとしよう（笑）
須磨の船キス釣り、とにかく潮が速いので、よその地方のキス釣りとは特殊な釣りなのかも。
あらためて、それを感じた今日の釣行でした。
本日の釣果、キス30匹、マアジ1匹、マルアジ1匹。
