2023年6月17日(旧暦4月29日) キス釣り 仙正丸キスマッチ大会予選1回目

ついにこの日が来てしまった・・・・

須磨・仙正丸さんでのキスマッチ大会。

キスマッチ大会とは・・・
6月半ば(年によって7月頭開始の時もある)から8月の初旬(盆休み前くらい)まで基本的には土曜日を中心に、変則的に日曜日、祝日なども予選日程として、10回ほどの予選が行われます。

各予選において、竿頭になった人が予選通過となり、盆休み中の8月半ばに決勝戦が行われます、
決勝戦においても匹数勝負となり、腕に自信のある強豪が集まりますから、それはそれは、予選の段階から熾烈な争いが繰り広げられるのです。

また、船長推薦制度もあり、2位が何度も続いたような好成績をキープした人などがこれに該当し、決勝戦に出場することもありますが・・・
とにかく、1位通過をしたいものです。

私自身は2016年から参戦していますが、
2016年は船長推薦で決勝進出、その後は2022年に至るまで、毎年苦しみながらも1位通過で決勝戦に進出しています。

キスマッチ大会に参戦をしたことで、仙正丸さんの常連さんたちであり、かつキス釣りの強豪たちと出会うことができて、いい経験をさせもらっているのですが、とにかく神経をすり減らす(笑)
メンタル弱いんで・・

関西の船キス釣りは須磨、そして姫路の家島諸島で行われているくらいですかね。
関東ほどメジャーな釣りではありませんが、コアなファンも多いので、通い詰めていると知り合いが増えていきます(笑)

関東とは違って、深場のポイントも多いことから、スピニングリールを使ったちょい投げ方式ではなく、両軸リール使用による、真下の釣りになります。

竿は堅めの竿からやわらかめの竿まで、自分の気に入った竿を使われている方が多いですね。全長は1.8メーター前後。
キス専用竿がメーカーから発売されていますが、ほとんどの竿が関東仕様のスピニングリール仕様であるため、あまりお勧めしません。

私の竿は、ダイワのメタリア・キスM-180B。
キス専用竿ですが、なんと希少な両軸リール仕様。
竿の調子は食い込み重視の73調子。
活性が低いときのかぼそいアタリも明確にとることができ、かつ食い込みが良いので重宝しています。
ダイワのホームページには掲載されていますが、小売店の店頭では在庫はないようですし、インターネットの通販などでも在庫がないようなので、入手は困難な状況と思われます。

仕掛けは天秤を使った2~3本バリ仕掛け。
針は好みにもよるので一概にこれがいいということはできませんが、私の場合、競技用のキス針7号をメインに使っています。
仙正丸さんのレギュレーションでは3本針までとなっています。

釣り方は、仕掛け着底後、底をたたいて誘いを入れ、軽く聞き合わせをしていくとよいのですが、時期や活性状況、潮の速さなどによって底をたたくスピードや、回数なども少しづつ調整していかなければいけません。

海底から仕掛けを少し浮かせると、アタリが出ますが、状況によってはべた底でアタリが出ることもありますから、その日のパターンを見つけ出すことが重要です。

特にシーズン初期は活性があまり高くないことが多いため、誘いすぎるとアタリが出ないことがよくあります。

餌はイシゴカイや青イソメ。
どちらがいいのかは永遠のテーマですが、基本的には安価な青イソメで問題ないと思います。
なんとなくですが・・曇天の日は青イソメのほうが食いがいいような気がします。

気軽に楽しめるターゲットでありますが、数を釣ろうと思うと、やはり腕の差がはっきりと出る釣りで、様々なテクニックを駆使しないといけないのです(笑)

さて、2023年、第11回キスマッチ大会予選初日、13時過ぎに仙正丸さんの船着き場に到着すると、GD名人やその他の腕に自信がある方々がそろい踏み。
初日ということで、キスの活性などの状況が読めないため、状況を探りながらの釣りになります。

14時出船。10分ほどの行程でポイント到着。
港からは近いです。

シーズン初めは基本的に活性が低いことが予想されるので、ゆっくり目の誘いで狙っていきますが・・
アタリが出ない。
船中でもほとんどヒットがない状態。

1時間半くらい経って・・・ようやくヒット。
これはきつい戦いが予想されるなあ・・・と思っていたら、案の定、ほとんどアタリが出ない。

あたっても本あたりに持ち込めない。ああ、いやなパターンだ。

キスの群れが薄いのでしょう、こうなってはお手上げ。

まあ、シーズン最初なんてこんなものだ。しょうがない・・・

その後も状況変わらずで・・・結果、なんと1匹で終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の中での史上最悪釣果でしたとさ・・・

倒れそうだった(笑)
次回予選に期待したいところだが、、、どうなることやら。