2023年2月25日(旧暦2月6日)メバル釣り 小松乗合船

先週2月18日のまさに地獄と言って良かったメバル様釣り・・・

この1週間暗澹たる気持ちで過ごしました。

メバルスランプではなく、何年かに一度と思われるおかしな潮のせいでかろうじてBOUZを逃れた1匹撃沈であるということは、頭の中ではわかっているのです・・・

でも・・・気持ちの整理がつかない(笑)、そして予報では25日、北風強風予報・・
ちゃんとメバル様は釣れてくれるのであろうか・・・・・
ネガティブ思考の私、この日の釣りのために戦略をしっかり策定して臨もうとしたのでありました・・・

旧暦6日潮ということなので、朝一にどこかのメバルポイントに行った後、10時頃から1時間ほど潮待ちのEポイントに行って、最後はSBポイントかな・・と予想していた。
そして、強風予報なんで、いつも使っているリアランサーメバルS360よりも短い、リーディングメバルS300で戦うことを決意。

強風だと、あたりが取りにくくなる&底取りも難しくなる・・・まあ、私としては常識的な選択ではありました。
結果・・・それが功を奏したのであった・・・そして気付きもあったのだった・・・

当日のポイント・・・
AGポイント→HGポイント→潮待ちEポイント→SBポイントであった。

まずは最初のAGポイント、水深40メーターくらい。
そこの起伏がそれなりに激しく、油断したら根がかるし、ヒットしてからも油断していたら磯に入られて根が勝ってしまうので、あまり好きなポイントではない・・・
が!!!!

いきなり一投目から、ヒットですよ!!!!!
ただ・・あまりツッコミもせず、巻いている途中もあまり引かない。
「ありゃ、ガシラさんか?」と疑心暗鬼に巻き上げていると、残り15メーターくらいでいきなり竿先がツッコミ出す(笑)
これって、よくある話だと思います。
「あ、やっぱメバル様か」と気を引き締め直して巻き上げると、船中ファーストヒットのメバル様でした(笑)
やはり、その日の一流し目は重要ってことです。
できればみなさん、一流し目、それも最初のポイントの一流し目は絶対に遅れることなく仕掛けを投入しましょう。
それっきり・・・終わりってこともなくはないのが恐ろしい明石海峡のメバル様ですからね。

二流し目・・・釣れたらいいな・・と思ってたら、左隣に座っているKさんが、悶絶するような感じのツッコミアタリ!!
こら、デカいな・・あるいは連できとるか・・・
思った通り、3連トリプル!!!!!
「いきなり2匹差つけられてもうた!!!!!!、やばいのうワシ!」と焦りを感じたわたくしであったのでした。

三流し目やったっけ・・・
思ったほど、根掛かりリスクも低くないようなので、思い切ってそこを攻めていると、ズガガガーーーーーーンと、手におえないくらいのやばいアタリ。
いつもと違って、3メーターの竿なので、竿のタメが効かないため、いつも以上に体を使って、メバル様の強烈なツッコミに耐える・耐える・・・

なんとか、竿を引き起こすことができたのでゆっくり(引きがやばいので)巻き始めると、一言で言うと「重い」
これはビッグメバル様ではなく、中くらいのメバル様の連か、まあいい、数釣ることは至上目標。
釣り上げると・・・トリプル!!! これはこれで嬉しいんですよ!
一気に数稼げますからね!
同時に右隣に座っていた盟友I名人もダブル!!!
幸先良いスタートですよ。
ただ・・長続きしないのが明石海峡メバル様、この流しを最後にノーヒット。

次のHGポイントへ・・・
HGポイントは磯が点在するポイント。
極端に高い磯もない&あまり魚探に写ることがない・・・しかし、ぽつぽつ釣れる。
しかも前情報で、HGポイントのメバル様の気があるってことで、底どりさえきっちり、舐めるように底を攻めていたら釣れるだろうと期待。
思った通り、一投目からいきなりヒット。
しかし、なんだかあせっていたわたくしは、不必要にヒットの後に竿を引き起こし、あえなくバラシ・・・マジか!
気を取り直し、次の流しにのぞむ。やはり普通に、素直にヒット!
この時点で5匹。

ここからが盟友I名人の圧巻!
なんか知らんけど、毎流しヒットしはるんですわ。
私もヒットしたけど、0.5ハリスをぶちぎられたりして、意気消沈。
でも、I名人は悠々と毎流しヒット。
しかも1号以上しか使わない、信念のI名人。
こっちも信念で0.6号以下しか使わないわけですが・・・
ハリスの太さ関係ないやん・・・・僕、カッコ悪すぎ!!!!!
タナが、タナがあってないんか?
すかさずI名人に聞きます「べた底ですよね?」
名人の応答「べたぞこ」
何が、、何が違うねん!!!!!
僕のメバル様釣りに何かおかしなところがあるのか???
と、悩みだし、結果、I名人、HGポイントで6匹釣り!!!!!!!
HGポイントを離れる時点で、私5匹、I名人8匹で・・3匹差。
これはきつい。
残り3時間で、3匹差を挽回できるか・・・

次のポイント潮待ちEポイント。
日が登ってからはあまり期待できないポイントだが・・・
真面目にやらんとあかんわな・・で、やります。
でも、やはりダメでした。

最後のポイント・・SBポイント。
11時半ごろから。
思っていた通り、風が強くなる。
しかーし、私は戦略的選択の、リーディングメバルS300。
なんとか、底取りもできるし、思っていた通りだが、いつものリアランサーメバルS360より、感度が良い。
まあ、当然ですよね。短いから。
強風のなか、ややもすれば、潮に流れされそうになる仕掛けをコントロールし、底を攻めていると!
きました来ました!

メバル様のアタリ、しかし、強風の中、仕掛けが海中ではどんな動きをするかわかりません。
慎重にしかし、大胆に巻き上げなければ、磯にかかってしまうかも・・
なんとか底を切れたので、慎重にかつ大胆に引き上げてくると・・・
やはりね、トリプル。このSBポイント・・連で来ることが多いんですよ。

一気にI名人に追いつき、その後も、断続的に釣れ、結果11匹で竿頭!!!!

きつい戦いだった!!!

3メーターの竿が強風対応であったことと、この日気づいた!
基本1〜3月初旬までのメバル様の活性が低く、そこ気味にしか釣れないこの時期こそ、感度のいい3メーターの竿を使うべしだと!!
昔は普通に3メーターの竿を使っていたので、今更ながらに気づいたところですね。
ただ、短い竿なので、ビッグメバル様がヒットするとよほど突っ込まないと・・・そして突っ込んでも、竿のためが効かないため、磯に入られたり、メバル様にハリスをぶちぎられたりするリスクもありますが・・・

3月までは3メーターで通そう!
とおもった釣行でありました。