2022年11月28日(旧暦11月5日)ウマヅラハギ釣り 小松乗合船

2日前の釣行では・・・今シーズン1番の厳しさであったと記憶する。
私の手に感じたアタリは3回くらいだったっけ・・
モノにしたのは2匹・・

通算3回の釣行で2匹、2匹、2匹・・計6匹で「2匹の壁を超えられない」・・いや2匹釣れたからよしとするのか・・
くらいに厳しい厳しい今季のウマヅラハギ釣り。

これまでの釣行での推論・・

①水温が高い
これは肌で感じます。イケスに手を入れても全然冷たくない。それに11月末なのに防寒しなくても大丈夫。いや、むしろ日が照ってくると暑い。
水温が高いと一般論として、ウマヅラハギさんは群れが固まりません。
固まらないため幅広い棚を探らねばならず・・しかも、潮の加減によってはあっという間にポイントを通り過ぎてしまう(磯を通り過ぎる)ため、ヒットのチャンスタイムが少なくなるというわけです。

②私の釣行の度に微妙に嫌な感じに風が吹く
風がちょっとでも吹くとウマヅラさんの微細なアタリは極端に取りづらくなります。
カワハギさんなら棚がかなり限定的になるので、風が強い時は棚固定で竿を動かさずあたりをとっていくことで対処もできますが、ウマヅラさんはカワハギさん同様餌取り名人の上に、棚が広いため棚を探らないといけないため、どうしても竿先が動いてしまうため・・アタリが取りづらくなってしまうのです・・・

③そもそも・・今年の明石沖ウマヅラさんの個体数が少ないのかも
船長&船長妹のまどかちゃん・・苦労しています。
どうやら魚探の写りが薄い模様・・
それは釣り人である私たちも感じます。
「(魚探に)写っていても餌すら取られない・・あたりがない」
しかも、餌取り名人相手ですわ。
お手上げ。

以上、①〜③の推論から「今年の明石沖ウマヅラさんは超難解」であり・・・かつ、私がこのブログでも言及している通り、やはり「世界一難しい釣り」なわけですね。

それでも、私としては世界で3番目に釣りな釣りであるウマヅラハギ釣りを・・(1番目は言わずもがな、メバル様、2番目は・・須磨のS丸さんで死闘を繰り広げるキス釣り)完遂すべく、本日11月28日月曜日、休暇をいただき超難解な今年のウマヅラハギさん釣りに参戦しました。

本日も淡路沖・・
最初のポイントに6時半ごろ到着。
写りが出てくるまでは底ぎみにステイし、あたりをとっていくも・・反応なし。
7時ごろだったか・・・底気味をトレースしていたからか、カワハギさんがヒット。
これはこれで嬉しい外道であるものの、やはり本命ウマヅラさんを釣りたい・・と思ってると直後に隣に座っていたN名人がウマヅラさんヒット&ゲット!!!!
「うらやましすぎる」すかさず、「棚どれくらいでした?」とお伺いすると・・
かなり上の棚。
水深20メーターで、魚探に反応がある範囲が15〜10メーターくらいだったんですが、N名人曰く、10メーターよりちょい上くらいとのこと。

それを聞いた私は、すかさず10メーター前後に棚を上げ、ゆっくり竿を上げ下げしていると、
「ぽよん」というモタレアタリがでて、いつもの通り一撃必殺で合わせ!
にょいーんという感じで竿が曲がり、力強い、これぞウマヅラさんという「メバル&カワハギ」を足して2で割ったような強烈な引き!!!
なんなくゲットし、BOUZ逃れたと安心するも・・・
針をただ噛んでるだけで、貫通しておらず、ウマヅラさん特有のいつバレててもおかしくない状態でした。

その後、割合すぐにヒットするも・・バラし・・

その後、また割合すぐにヒットし、ゲット。

さて、8時くらいまでに2匹釣ったことで・・いよいよ、「2匹の壁を超えられる」かもしれないと思っていた直後、まどかちゃんが「今日は2匹の壁越えらえそうやね」・・
いやいや、そんなこと言うたら越えられへんのかもしれんのですよ(笑)
ただ、この時の私は「ま、越えられるやろ」と楽観視。

しかし、、潮が許してくれません。
潮が速くなっていき、かなり釣りづらい状況に・・映らない。

ま、こんなこともあろうかと、ウマヅラさんが魚探に写ってこない間は、今年に限って同じポイントでよく釣れるカワハギさんを狙おうちゃんとアサリの餌と、竿も本気でやらねばならぬとカワハギ専用、シマノステファーノのゼロテン用のええやつ、そして、本気でやるならウマヅラさんの仕掛けではなく、カワハギさん仕掛けを用意してやってみました。

(注釈)
本年はウマヅラさんのポイントでも底気味でカワハギさんが釣れるというだけで、例年は釣れないです。
今年はどうやら明石沖、カワハギさんがかなり沸いているようで、このような珍事が発生しているだけだと個人的には思います。ウマヅラやるならウマヅラ一本狙いが釣果は上がると思いますし、そこを狙っていると根がかりしたり、底魚のベラとかが釣れたりするので、あくまでも・・・・・個人的には底狙いはまったくお勧めしませんです。

閑話休題・・・・1投目から、タルマセぎみに底をトレースしていると、「カッ」というあたりが出たので、すかさず合わせると・・小気味よい引きとともに、14センチくらいのカワハギさんゲット。
相当沸いとんやろな・・と、次回以降も同じように底をトレースしていくも、そもそも駆け上がりの磯で、潮も速い状況で、オモリがコンコンコンコン底にぶちあたり、アタリも取りづらい状況。
釣れないわ・・ってことで、25分後に本来の本命ウマヅラハギさんの釣り竿と、仕掛けにチェンジ。

なおも潮が速い状況の中、少しづづ緩んできたのか・・底から2メーター仕掛けを上げていると、「ぬたー」というモタレあたりを感じ、コンマ1秒で合わせ! ると、なかなかいいサイズのウマヅラさんゲット!

ここから釣れるかと思いきや、あたり続かず・・・

12時前ごろ最後のポイント・・水深20メータ。
待望の「写り」発生、15〜8メーター。
ここで、N名人、10メーターくらいでヒットした情報をもとに、10メーター前後で決め打ちしていたら、ヒット!!するもばらし、その直後も「チ、ザラ」というアタリで合わるも、「プ、ツゥン」というなんとも嫌な感じのいわゆる身ギレした感じの感触を手に感じ・・いよいよ活性高くなってきたかと思いきや・・・
その後、何度か流し返すも、流し返す度にアタリはなくなり、12時半納竿。

本日も厳しかった・・・・・・・・・・・

本日は6打数3安打・・5割やからええか(笑)

いよいよ再来週が最後のウマヅラハギ釣り。頑張ります。
水温低くなっててくれ!!!!!!

貴重な3匹・・・ただ、サイズは良型!!!!