さて今回はメバルを釣るためのタックルの説明です。
明石の船メバル釣りのタックルは竿が特徴的です。
私が通う小松乗合船でも、ほとんどの方がインターライン(中通し)の4〜5メーター近くのメバル竿を使っておられますが・・・私は違います。
明石のメバル釣りの場合、タナを広く探る必要があるため、エサ釣りの場合でも仕掛けの長さが4.5メーターぐらいと長い仕掛けを使います。
また、仕掛けの糸がらみを防止することから4〜5メーターのインターライン竿を使う方が多いわけです。
しかし・・・1日中立って釣るスタイルの私には、長い竿は重量感があって、1日耐え切れないでしょう(笑)
また、中通しの竿の場合、入念な手入れが必要。めんどくさい〜。
てなことで・・私の場合は3〜3.9メーターまでのガイド付きメバル専用竿を使っています。
仕掛けをうまく扱えないのでは?と思われるかもしれませんが、竿受け(必須)を利用すればなんとかなります。
私がメインで使用しているのは、シマノのリアランサーX メバルS360(3.6m)
深場の尺メバル対策として、パワーのあるがまかつのがま船メバルスペシャルFV2 3.9。
以上2点ですね。
両方の竿ともに、感度が素晴らしい。
メバルの前アタリやシラサエビをくわえた状態のモタレアタリがよくわかります。
加えて、本アタリに持ち込んでからの、メバルの強烈なツッコミに耐える粘るのある曲がり。
そして、何より軽い。
リアランサーXメバルのS-360の場合、重量が115グラム!!!
エサ釣りよりサビキ釣りをメインにされる方の場合、仕掛けの扱いも楽ですから、おすすめの竿です。
リールについては、水深カウンター付きの小型両軸リールをお勧めします。
各メーカーさんから発売されているのでお好みのリールをご用意されたらいいと思います。
私の場合は、ダイワ・TIERRA(ティエラ)IC 105XHを使っています。
このリールも165グラムとカウンター付きのリールとしては軽量ですね。
カウンター付きのリールが必要な理由としては・・
磯を攻めていくメバル釣りの場合、磯の高さが何mあるか、そして、魚探に反応しているメバルのタナを把握して対応するために、水深がわからないと釣りづらくなります。
できれば水深カウンター付きの小型両軸リールを用意するようにしましょう。
リールに巻くPEラインは0.8〜1号くらいがベストです。
これより細いと、PEラインが根擦れなどで傷んでいた場合、ラインブレイクが起こりがちですし、これ以上太いと、潮の抵抗を受けて潮切れが悪くなります。
潮切れが悪くなると、仕掛けが真っ直ぐ落ちていきません。
明石のメバル釣りは、磯をピンポイントに攻めていく釣りですから、真っ直ぐ仕掛けが落ちない=メバルのポイントに到達しない・・・ということで、釣果が悪くなることでしょう。
以上、今回はタックルについてご説明しました。
次回は、メバルのポイントについて・・・説明予定です。