明石沖ウマヅラハギ釣り仕掛け

私のホーム乗合船である明石・林崎の小松乗合船では例年11月初めから12月中旬にかけて大潮周りにはウマヅラハギ釣りを狙います。
今年もつい先日の11月5日にシーズンインし、私も6日、7日と乗船しました。
結果はお伝えしたように、6日10匹、7日7匹。

船長の妹のまどかちゃんいわく、シーズン最初の時期はウマヅラハギが群れで固まっていないため、魚探での映りもポツポツ・・これから寒波が来て水温が下がってくると群れが固まって釣果が期待できるのでは?とのこと。

さて、この明石沖のウマヅラハギ釣り、1か月強の期間限定であり、狙いに出る乗合船が少ないことから一部のマニアックな釣りを好む釣り人が楽しんでいたのですが、近年そのゲーム性の高さが知られるようになったのか、人気が高まっているようです。

私の釣り仲間も「ウマヅラハギ釣ってみたい」という声が増え、仕掛けやタックルに関する質問が増えてきたので、この際ブログで紹介しようかと思います。

この釣りは磯をあてていく釣りです。
船頭さんはウマヅラハギが潜んでいる磯をめがけて船を流していく形になります。
頃合いの良い潮の速さになってくると、磯の手前からてっぺんにかけてウマヅラハギが浮いてきます。
この浮いてくる状況になると「魚探に映って」きます。
船頭さんが魚探に映ったウマヅラハギの棚をアナウンスしてくれるので、その棚に仕掛けを合わせて、微妙なあたりを取り、合わせを入れて吊り上げる・・・・そういう釣りです。

棚の広さはその日によっても違いますが、おおむね10メーターくらいの幅で棚が広がるので、ある程度の仕掛けの長さが必要になるし、針の数も6~8本くらい必要です。

同じハゲの仲間だということで、カワハギと同じようなものと思って、カワハギの仕掛けを用意される人が散見されますが、カワハギの仕掛けでは全く対応できません。カワハギ釣りとウマヅラハギ釣りは全く別物です!! ここ重要なポイントです!!!

ウマヅラハギはカワハギと違ってとにかく浮きまくります。
先日のポイントだと、水深25メーターから15メーターくらいに駆け上がるポイントでしたが、魚探映っているタナはおおむね15~7メーター。
底から10メータは浮いているイメージです。

ですから、基本底を狙うカワハギとは全く違う釣りですし、仕掛けの長さ自体もウマヅラハギの広い棚を探るために全長2~3メーターと長くなります。カワハギの3本バリ仕掛けでは対応がかなり難しくなるでしょう。


絵心がなくてすみません・・・・・

自作できる人は8本バリくらいで作ってみたらいいと思います。
幹糸とハリスは直結でOKです。針は一般的なハゲ針なら問題ないです。
ただ、良型のウマヅラハギがヒットすると、かなりのパワーがありますから、たまに針が曲がってしまうことがあるんですよね。
ということもあって、小松乗合船の常連さんの間では軸がしっかりしているオーナー針の剛力ハゲを好んで使う人が多いです。

剛力ハゲ6号

仕掛けは自作なんて無理や・・って方は小松乗合船の場合、小松丸特注のウマヅラハギ仕掛け(6本バリ)が船内で販売されていますのでご安心を。

さて、次回はタックルについて紹介しようと思います~